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アクセス/ACCESSを使用したシステム開発の構築

データベースを構築するソフトウェアは幾つかあります。
しかし、ソフトウェア自体が高価で、かなりのスキルがなければ
使いこなせないものがほとんどです。
そんな中で、アクセス/ACCESSはわかりやすく、
優れたデータベースシステム開発ソフトです。

通常、システム開発をする場合は、3つに作業を分類します。
1つはデータベースの構築、2つ目はインターフェースの開発、
3つ目はプログラミングです。
この3つの部門に1人づつ振り分けて、3人で1つのシステムを作るのですが、
このアクセスを使えば、3つの作業すべてを作業することができます。
比較的容易に作成出来るのですが、規模は小さく、
中小規模の営業所や事務所が単独で、使う程度です。
それ以上の規模になると、アクセス/ACCESSでは難しいです。

使い方は、まずデータを格納するテーブルを作ります。
リレーションシップが使用できるので、フィールドが多い場合は活用します。
次に操作や表示に使用するフォームを作ります。
ここは、作る人のセンスや知識で使いやすさが決まってしまいます。
データ入力をしたりするインターフェースなので、非常に重要です。
次にデータの集計や検索などをするためのクエリを作ります。
アクセスの特徴として、プログラムコードを書かなくても
ある程度のシステム開発はできます。

しかし、本格的に業務で使用することを考えるのであれば
やはり、VBAとSQLを使ってコードを書いた方がいいです。
また、テーブルへ接続するには、ADODBかDAOを使用するのが一般的です。