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何時の時代も古いものが発見されるというのはわくわくするものです。

人類の歴史というのは過去も未来もどんどん変化していっています。
過去も、というのは少し前までこれと言われていたものが
新しい発見や研究によって簡単に覆ったりするからです。
たとえば飛鳥時代の偉人、聖徳太子ですが、
最近の研究と他の史料からの考察もあり
聖徳太子とは架空の人物なのではないかという説もあります。
近年の歴史の教科書には聖徳太子が載っていないのだそうです。

未だに多くの遺跡や遺物が発見されているエジプトでは
またおよそ5000年前の船が発掘されたようです。
当時の文明では死後、船が自分達を死後の世界に連れて行ってくれると
信じられていたためにお墓の近くに埋葬されていた模様です。

この船は保存状態も非常によいそうで、
修復作業後に博物館に展示されるという事です。

ただ、基本的にこの手の史料はお墓から見つかることも多く
中にはもういいからそっとしておいてあげたらどうなのだろうと
意見も少なくありません。

自分のように研究者の方々がまとめてくれたものを
わかりやすいようにさらに翻訳してくれた物を文献として
読む立場のものからするとこういうニュースはとても面白く感じるのですが
複雑になります。