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除外の可能性

ロンドンオリンピックでの、吉田沙保里選手の活躍が印象的だった
レスリングが今、危機的な状況にあるそうです。
と言うのも、2020年に開催予定の夏季オリンピックで、レスリングが
実施が確定する「中核競技」の25競技から除外される事が、国際オリンピック
委員会(IOC)の理事会で決定されたからです。

中核競技とは、2007年のIOC総会で導入が決まった制度なのだそうで、
選ばれた競技は組織の腐敗などが無い限りは除外されず、優先的に
オリンピック実施される、言わば選抜枠、なのだそうです。
その為、中核競技から外れてしまうと、IOCがオリンピック活性化の
ために進める実施競技入れ替えの対象になってしまうそうです。

2020年のオリンピックでは28競技の実施が予定されているそうですが、
中核競技の25競技に加えて、2016年リオデジャネイロオリンピックでの
採用が決まっているゴルフとラグビー7人制を合わせた27競技の実施が
決定しています。なので、レスリングは残る1枠を勝ち取れるかどうか、
という事のようです。
レスリングは次回2016年にブラジルで実施されるリオデジャネイロ
オリンピックでは実施されるそうですが、一旦外されてしまった競技が
3ヵ月後の理事会で復活するのは難しいそうで、東京都がオリンピック招致を
目指している2020年のオリンピックからは実施されない可能性が高くなってしまいました。

私は、あまりスポーツには詳しくないのですが、吉田選手がロンドンオリンピックで
活躍し沢山のメダルを獲得しているのは知っていたので、とても残念に思いました。
2020年のオリンピックでの実施は難しくても、その先のオリンピックでは、
再び実施されるようになれば良いな、と思います。

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