先日、私の住んでいる地域には珍しく、雪が降りました。
たとえ降ったとしても、気温が比較的暖かい地域なためか積もる
事はほとんど無く、その時は朝から雨が降っていた事もあり、
積もらずに終ってしまうんだろうな、と思っていたのですが
溶けずに車のフロントガラスなどに薄く積もっていたので
帰宅する時の事を考え、慌ててワイパーを上げに行ったりもしました。

その後、路面が凍結しているかも知れないから、帰る時は十分に気を付けた方が良い、
という話を聞きながら、私は北海道に住む友人の話を思い出しました。
北海道には実際に行った事が無いので、この時期のニュースなどで見るような
私の地域と比べ物にならないほどに雪が多いと言うイメージしか無かったのですが、
そんな地域で生まれ育った彼女も、やはり冬の自動車の運転には気を遣うのだと話していました。

雪が降っている間も勿論ですが、雪が止んで少し溶けた後の、凍った道の方が
怖いのだと言うのを聞いていて、その感覚は雪が多くても少なくても、あまり
変わらないものなのだと思ったのを覚えています。
いくら雪に慣れている北海道の人でも、やはり氷で滑って転んでしまう事は
あるそうで、自動車を運転している際、自転車などが前にいる時は相当慎重に
なるのだそうです。
他にも、彼女はスーパーの駐車場で溶けていたはずの足元の氷が少しの間に
凍ってしまい、身動きが取れなくなってしまった男の子を見かけた事がある
そうです。その男の子はスーパーの店員さんに助けられていたとの事ですが、
そんな事が起きるのは北海道など雪の多い地域ならではなのかな、と思っていました。
ですが、実際に道が凍ってしまうとやっぱり怖いな、と思いました。

それを思い出してしまったので、その日はいつもより安全運転を心掛けて帰りました。

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