スギだけではありません
花粉症、と聞くとスギ花粉やヒノキ花粉などを思い浮かべる方も
多いと思います。私も、花粉症を起こすのはスギやヒノキの花粉が主で、
くしゃみや目の痒さに悩まされるのは春先だけだと思っていたのですが
そうではなかったようです。
それなら、他にはどんな植物が花粉症を引き起こすのか、少し調べてみました。
やはり、花粉症の原因となるもので有名なのは、先ほども挙げた通り、スギと
ヒノキです。ですが、その他にも花粉症の原因となる植物は数多く存在する
そうです。
春にはスギ、ヒノキ以外にも、ハンノキ、シラカンバなどの木、初夏の頃になると
カモガヤ、ホソムギ、スズメノカタビラなどのイネ科の植物が、夏の終わり頃から
秋にかけてになるとブタクサやヨモギなど、キク科の植物が花粉症の原因になるそうです。
つまり、原因になる植物こそ違いますが、寒く植物の少なくなる冬の時期を除いて
ほぼ一年中、花粉症の原因になる花粉が飛んでいる、という事なのだそうです。
そして、原因となる植物によって花粉症の特徴などにも、多少の違いがあるそうです。
スギとヒノキは原因の花粉症は同時に発症しやすいそうですが、やはりスギ花粉のみ、
ヒノキ花粉のみに症状を起こす方もそれぞれいらっしゃいます。ですが、スギ花粉のみに
症状を起こす方は多いのに比べ、ヒノキ花粉だけに症状を起こす方は非常に少ないのだといいます。
その他に、スギなどと同じく春に花粉が飛ぶハンノキ、シラカンバの花粉症では、
それぞれの花粉症に併発して、梨やりんご、桃といった果物を食べると口の中が腫れて
しまう果物過敏症(食物アレルギー症状・口腔アレルギー症候群とも言うそうです)を
併発してしまう場合もあるのだそうです。
今回調べてみて花粉症にもこんなに種類があることを始めて知りましたが、今では身近な
雑草などが原因になっているものを含めて、40種類ほどの植物による花粉症があるそうで、
とても驚きました。花粉の種類によっては他の症状を併発してしまうものもあるそうなので、
自分の症状を正しく知っておく事も、大事な対策なのだと思います。
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