たかが癖されど癖
普段から仕事がデスクワークなため、多少の肩こりなどは
仕方がないと思っていたのですが、少し気になるニュースを
見かけたのでご紹介したいと思います。
慢性的な頭痛や肩こり、腰痛などで色々な治療法などを試して
みても、あまり症状が改善されない場合には、とある癖が原因に
なっている可能性がある、というものです。
その癖とは「噛み続ける癖(歯列接触癖)」というものだそうで、
無意識のときでも歯を噛みしめてしまう癖のことを言うそうです。
通常、体は「歯根膜咬筋反射」という上下の歯が当たると、離れる
ようにできているそうで、飲んだり食べたりなど、何もしていない
ときには唇は閉じていても、歯は離れているのが正常な状態なのだそうです。
とはいえ、噛み続けているからといって、特に大きな影響は無いのでは、
とも思ったのですが、そうではないようです。
この癖を発見した方によると、強く噛みしめず、歯が軽く触れているだけでも
筋肉は動くそうなのです。つまり、歯を噛み続けていると筋肉は常に緊張
状態になってしまい、それがあごの痛みや頭痛、首こり、肩こり、腰痛などを
引き起こす一因であると考えられるのだそうです。
そして、筋肉の緊張状態が交感神経緊張維持、という状態も招いてしまうため
視力の低下や耳鳴り、めまいなどを引き起こしてしまう可能性もあるのだといいます。
なお、この癖を持つ人は舌や頬の裏側に歯型がついているのだとか。
この癖を直すには、家中やデスク周りなど、目に付く色々な場所に「歯を離す」と
書いたメモを張り、それを見たら意識的に歯を離して上半身の力を抜く、という事を
繰り返すとやがては無意識に歯を離すことができるようになるそうです。
私も舌にはっきりと歯型がついてしまっていたので、気をつけないと、と思いました。
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