今日、４月１日はエイプリルフールです。すでに誰かに嘘をついて
からかって遊んだ方、これからという方、すっかり騙されてしまった方など
もしかしたらいらっしゃるかも知れません。
そこでエイプリルフールについて、少し調べてみることにしました。

エイプリルフールとは皆様もご存知の通り、毎年４月１日には嘘を
ついても良いとされる風習のことです。しかし、４月１日の間なら
いつでも嘘をついて良いという訳ではなく、嘘をつくのは正午までに限る
とも言い伝えられているそうで、その場合だと午後からは午前中の嘘の
「ネタばらしをする」と伝えられているのだとか。
その他にも、エイプリルフールでつく嘘は何でも良い訳ではなく、
人を不幸にしないもの、と内容も限定されているようです。

日本だけに限らず世界的にも一般的な風習となっているエイプリルフールですが、
その起源はまったく不明なのだといいます。「インドの悟りの修行は
春分から３月末まで行われていたが、すぐに迷いが生じることから４月１日を
揶揄節と呼んでからかったことによる」とする説など、有力な説がいくつか
あるそうですが、いずれも確証が無いため仮説の域を出ていないのだそうです。

エイプリルフールでは友達などの間で嘘をつくのはありますが、
最近ではニュースや企業でも、エイプリルフールに便乗した「嘘」の
ニュースや発表などを見かけることも多くなりました。
ちなみに今年は、動画投稿サイト「YouTube」が４月１日午前０時をもって
サイトを閉鎖しこれまでの８年間に投稿された全動画の中から最優秀動画を
選考し、最優秀動画の発表を10年後の2023年に行うと発表し、関連した
告知動画を公開するなど、ちょっと大掛かりな嘘の発表がされました。

楽しめる嘘なら良いですが、伝わる風習のように誰かを悲しませるような
嘘は止めてほしいですね。

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