心配です
最近、中国で感染者が確認されているとされる鳥インフルエンザですが、
新たに2人が感染しその内1人が亡くなってしまったと発表があったそうで、
これまでに感染が確認されている7人と合わせて計9人の感染が確認され、
うち3人が亡くなっているそうです。
感染してしまった人たちはいずれも調理師であったり、家畜となる
豚や鳥などを飼育している人が多かったり、または他の感染者と
同じ地域で働いていたという人も多いようです。それ以外にも、
渡り鳥などの野鳥の移動する地域での感染者も出ているらしいということから
野鳥がウイルスを運んでいるのでは、ともいわれているといいます。
さらに問題なのは、そのH7N9型鳥インフルエンザのウイルスが人に
感染しやすくなる遺伝子変異を起こしていることが分かった、というのです。
しかし、分析をした国立感染症研究所の方によると変異があっても実際に
感染力が強まるとは限らない、と話しているそうで、現時点では人から人に
感染を広げる力はあまりないだろう、とも話しているそうです。
中国では今日からご先祖のお墓参りをする清明節の3連休が始まるそうで、
多くの人が移動することで感染の危険性も高まるとして旅行先では鳥や
家畜に近づかないように注意を呼びかけているといいます。
日本でも発症から10日以内に中国に滞在していたことがあり、38度以上の
熱と肺炎の疑いのある患者を医療機関が診察した場合に保健所に
情報提供するように通知を出しているほか、手洗いうがいをしっかりと
するように成田空港の検疫所で呼びかけるなどしているそうです。
旅行に行く場合には手洗いうがいなどできる対策をしっかりとするか、
落ち着いてからでかけるなどした方が良いようです。
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