身近な死
同級生の葬儀に行った。
昨年、偶然コンビニでばったり会った奴。
20年ぶりの再会。
昔は同業(プログラマー)だったが、10年前くらいにヘッドハンティングで
水産会社の社長を任され、家族は千倉に住んで、単身赴任で船橋に住
んでいた。「仕事が大変でさ〜」って、忙しい生活をしている様子だった。
死んだのは、船橋から千倉に着替えを取りに帰る道すがら、車を運転中に
くも膜下出血。急死だった。
葬儀で、小学生・中学生・高校生の3人の子供が呆然としていた。
急な事態で、どう反応していいのかわからないのだろう。
焼香の前においてある遺影は、本物の同級生だった。
写真なのに生々しく輝いているようにも見えた。
自分も忙しい時、つい「死んだ方が楽だよな〜」とか「死んでしまいたい」
と口にする。
でも、もう言うまいと思った。
自分にも死が身近にせまっているはず。