生活の中に「仕事しなくては」という事象が発生して、社会と
関わり出すのと、そうでない状態とでは何が違うんだろう？

「仕事をしなくてもいい」状態は、仕事という自分の生活とは
あまり関係ない（関係ないとは言えないが）事を考えなくて
よいから、納期とか責任とかというものが存在しない。

納期とか責任とかって、未来から来る物だから、仕事をし出
すととたんに、未来からみた自分を考えなくてはいけない。
だから、とたんに生活全体が、重くなる。
「ああ．．．」となる。
そして、他の事への思考がずれだす。

昨日までは、過去の「してきた事」「過ぎた事」から、じっくり先を
考えていればよかったのが、急に、過去はゼロになり、未知への
想像から自分を考えなくてはいけなくなる。
つまり、考える方向が反対に向かう。

そう、本当に仕事をするという事は大変な事だ。

この仕事をするという事を大変と思わず、楽しみにしてしまう事が
出来ないかといつも自問自答しているが、未だに出来ない。
（出来るわけないって）

仕事の事を考える時間、自分の事を考える時間、家族の事を考え
る時間、それぞれの考える時間をうまく区切りながら、過ごしていく
しかないのかな。