約１年ぶりに元社員と飲みに行った。
何も変わっていなかった。
なつかしさとうれしさの時間だった。
相手が何も変わっていないのは、自分も変わっていないせいな
のかな？

人が、変わるって事はあまりないけど、元々「変わり者」と呼ば
れる人はよけいに変わらないのかもしれない。

自分自身というものが人の何倍もあるわけだから。
持ち味、個性と呼ぶものか。

そろそろ、真剣に自覚して、次のステップの為の準備をした方が
いいんじゃないのかな？とも思った。

人には「人に使われる事で生き甲斐を探せるタイプ」と「人を使う
事（面倒を見る）で生き甲斐を作れるタイプ」があるはず。

会社自体がそのそれぞれの社員の思惑のバランスで成り立っている。

だから、人を使う事で生き甲斐を感じる人が、いくら、会社内で、
「うまく使われる」為に、みんなに気に入られようと努力しても、そこ
には、結局、徒労しかないはず。

みんなにほめられた時、みんなは本心では「よけいな事をするなよ。
自分達は自分達で守ってきたものがあるんだから、おとなしくしてな」
って言っているんだろうな〜。寂しいな〜。

でも、そういう事は日々意識しながら、「うまく使われる」事を、実際はし
ているんだろうけど、本当に意識するのは難しい。
たぶん無理だろう。

自分も、「人は人の置かれた立場で相手をほめたり、持ち上げたりして
いる」っていう事を意識しているけど、それを本当に理解して生き抜ける
程、人間が強くない。

悲しいけど、強く無い人は、一人で生きていくしかない。

強く無い人は、いつでも、自分が生まれた来た意味を考え続け、自分の
存在に対する答えを人に委ねて行くのだろう。

強く無い人は、答えを求め続けている訳だから、答えが出せない。
結局、日々、変化する１日１日の中で生き続けていくしかない。

平坦な生活から抜け出さない限り、自分も周りも本当の幸せをつかめな
いだろう。

．．．と自分自身に言い聞かせた。