4月に田植えをして、草を取り、消毒をし、秋に刈る。 この農家の営みは経営と同じだと常々思っている。
種を蒔いて、それを丹精にコツコツ育てて、実りを待つ。 この待つということが大切なのだ。
「待つ」という事は、それまでに自分自身が納得できる 営みをしていないと出来ないからだ。
秋が過ぎると、次の春までは、来春に向けての準備の 為に身体を休めたりする。
経営も同じ。 時々ゆっくり考える時間も必要だ。
身体がだいぶ痛んでいるせいか心も痛んでいる。 身体は本当に正直だ。